君の名は
街路樹を眺めながら歩いていると、その根元に写真のような物が落ちています。
ピントが、後ろの木に合ってますが、だいたいの形状はわかりますね。
ブダペストの市街地の街路樹でよく見かけるのですが、何の種類の木かわかりますか?
候補
これは
- キャロブ
- ニセアカシア
のどちらかです。
↓キャロブ
Carob - Wikipedia
↓ニセアカシア
Robinia pseudoacacia - Wikipedia
pseudoは、生物の学名でよく使われていて、「偽物の」などの意味がありますね。
ふむ。どうやって調べたか?
植物に詳しいと世界が全く違って見えるので、ぜひ勉強してみてください。
そしてキャロブはハンガリーで生息してないので、多分ニセアカシアでしょう。
実際ニセアカシアから採取したハンガリーはちみつがあったりしますね。
というわけで、ニセアカシアだと思います。
この植物は、5,6月になると白い花をつけるので、来年の春が過ぎた頃に街に白い花がきっと咲きます。
この街はまた違う景色を私たちに見せてくれるでしょう。
ハンガリーにきて初のエクレア
私の好きなスイーツの一つにエクレアというのがあるのですが、ハンガリーにきてから全く食べずに数ヶ月が過ぎました。
以前書いた記事のお店でエクレアを見つけたので食べることにしました。
hungaryrhapsody.hatenadiary.com
こちらが待望のエクレアです。
エクレアファンクという名前で売られています。fánkはドーナツという意味ですから、エクレアドーナツという名前です。
日本円で220円程度でしょうか。
あと100円足せばギロピタが食べられますね。
しかしながら、サイズを鑑みると納得のお値段だと思います。
シュー生地の間に、二種類のクリームが挟まっています。
ガブリとかぶりつくと、歯ごたえと厚みのあるシュー生地に、脂肪分が多めのクリームの味がします。
クリームがそんなに甘くなく、シュー生地がでかい。
ちょっと私の好みではなかったですが、食べきりました。
まだまだエクレアを探していきたいと思います。
緊急事態宣言中のマクドナルド
今月11月3日から今年二度目の緊急事態宣言がハンガリーで発表されました。
ハンガリー、2度目の非常事態宣言を発表(ハンガリー) | ビジネス短信 - ジェトロ
そしてさらに、追加措置が導入され
- レストランは持ち帰りのみ
になってしまいました。
私はマクドナルドでたまに食事をするのが楽しみだったのですが、それが禁じられてしまいました。
hungaryrhapsody.hatenadiary.com
エレガントなマクドナルドに行けないのであれば、もはや適当なマクドナルドでいいということで、テイクアウトをしにマクドナルドへ行ってみました。
もちろん店内で食事はできないので、閑散としていました。普段にぎわっているテーブルエリアの椅子は机の上にあげられ、かつテープで入場できないようになっていたりします。
私のほかには、オンラインデリバリーサービスのWoltの方くらいしかいませんでした。
一つ気づいたのは、マクドナルドのカウンターにある決済デバイスはいいですね。他のスーパーより高価なものを置いている気がします。
現場からは以上です。
Lime!!
シェア電動スクーターサービスのLimeを街でよく見かけます。
このサービスは、街のなかに電動キックボードが放置されているので、アプリから認証するとエンジンがかかり、サービスの指定するエリア内であれば好きなところに移動できるというものだそうです。
事故にあると大変なので、私は使ったことがありません。
Lime以外にも電動スクーターや人力キックボードで移動している人を多く見かけます。もちろんスケートボードをこいでいる人もいます。
Limeのようなサービスが実現可能なのは、ヨーロッパの歩道が広いということもあるでしょうし、いたるところに自転車駐輪のためにポールがあるように、軽微な移動手段に対する寛容な、国としての文化があるということが貢献していると思います。
日本では多分むずかしいのではないでしょうか。街のなかに電動スクーターが放置されているところが想像できるでしょうか。
ブダペスト中央市場のカッテージチーズシュトゥルーデル
大型スーパーの惣菜パンコーナーのようなところでよく食べていたものの、名前すら知らなかったパンについての記事です。
Túrós rétesというパンのような洋菓子です。
トゥールーシュ・リーテシュと読みます。元々はオーストリアの家庭料理のものらしいです。
パンだと思っていましたが、何を巻くかによって食事にもなるし、お菓子にもなり得るもののようです。
シュトゥルーデル(独: Strudel)は、詰め物を幾層にも巻く甘い菓子であり、クリームを添えて供されることが多い。18世紀にハプスブルク君主国中で知られるようになり人気を得た。
シュトゥルーデルはオーストリア料理と最も結びついているが、以前のオーストリア=ハンガリー帝国に属するこの地域全体の伝統的な菓子である。 国外ではあまり知られていないが、特に肉や野菜をくるんだものは粉の食事(Mehlspeise)とも呼ばれ、その名の通りそれだけで立派な食事として扱われることも多い。
最も古いシュトゥルーデルのレシピは1696年の手書きのレシピであり、ウィーン市立図書館が所蔵する[1]。この菓子は東ローマ帝国または中東の菓子と類似した起源を持つ(バクラヴァおよびトルコ料理参照)[2]。それがクロアチアとボスニア経由でオーストリアの食卓に持ち込まれているため、ブレクからの派生といえる。
他にもイタリアのピザ生地の元になった等、様々な菓子や料理の元であるという説がいくつもある。
ブダペスト中央市場にて
今日は、ブダペスト中央市場にある店のシュトゥルーデルの紹介です。お菓子やさんやスーパーで適当に手に入るので、別にここでしか取り扱われてないというものではありません。
今回はカッテージチーズシュトゥルーデルを食しましたが、他にも色々味があります。
左からAlmás rétesはリンゴのシュトゥルーデル、Cherry Poppyのシュトゥルーデル、Sour Cherryのシュトゥルーデルとなっています。
このお店は、中央市場にあるだけあって、ものの品質や保存も良いです。というのは、他のところでは、野ざらしに放置されていることも多々あるためです。ただ、ちょっとお値段が張ります。
現在非常事態宣言も出ており、観光客はほとんどいないと思われますが、市場は賑わっていました。このケーキ屋さんもたくさんの人が奥にある普通のパンを買っていました。ケーキを買う人はレアなのでしょうか。
食す
買ってみました。写真の半分のサイズもあります。今回は大きい方を買ってみました。
白い袋に包まれてますが、シュトゥルーデルから滲み出る油によって一瞬で湿っていきますので、注意しましょう。
購入し、市場の前の公園にて私が食べる時点で、紙の袋の上下の面は油にすっかりと浸ってしまい、多少難儀でした。
肝心の味わいですが、濃厚なチーズケーキを食べているような感じです。舌の上でじっとりと溶け、乳脂肪分が口全体に広がります。
コーヒーとともに食べたら最高でしょう。
ご賞味あれ!
コマーロムへ行ってきた - 到着編
ハンガリーの北にはコマーロムという都市があります。
スロバキアとの国境付近にある街で、ドナウ川対岸は別の国になっているのです。
そこには要塞があるらしいので、何やら面白そうだなということで見に行くことにしました。
現在のコマーロムが位置するのは、中世以来ハンガリー王国の王国自由都市としてドナウ川左岸に繁栄した都市コマーロム(現在のスロヴァキア、コマールノ)の共有地にすぎなかったが、ドナウ川左岸が、第一次世界大戦後のトリアノン条約によってチェコスロヴァキア領となったことに伴って、当時の市長を中心にハンガリー領に残ったドナウ川右岸に移住し建設し、戦間期ハンガリー政府によって都市として承認された。 現在、橋をわたってコマールノにも日常的に行くことができる。近隣には、19世紀に建造された要塞がある。近年には温泉レジャー施設ができ、湯治客も訪れるようになった。
行き方
Budapest-Kelenföld駅から列車でいきます。コマーロムへは2130Ftほどかかりました。
こちらので列車で行きます。
時刻表ですが、こちらのサイトで確認できます。
- Budapest Kelenföld
- Komárom を入れて調べてみてください。
こちらの列車ですが、なんと車内でWifiが使えます。列車にWifiルーターがあるのでしょう。
みなさん、長旅なのか軒並みPCを開いて何かしら作業しているようでした。
列車は混んでおり誰かしらと相席する形となりました。
75分ほどたつと到着しました。
駅は、なんていうのでしょうか。日本でいう地方都市の中でも複数路線が通っている駅のような構造をしていました。駅前にケバブ屋さんやちょっとした店はなく、シビアな雰囲気です。
各ホームへは歩道橋を使って移動します。
歩道橋からはスロバキアが見えました。
これから要塞へ向かいます。
<続く>
世界で最もエレガントなマクドナルド
Budapest-Nyugati駅を降りて構内を南にいくと、マクドナルドが駅の中に併設されています。
これまでに幾度となくこのブログで登場したNyugati駅ですが、実はエッフェル塔の設計者であるエッフェル氏により設計され、1877年に完成したものなのです。
Budapest Nyugati railway station - Wikipedia
そしてここにあるマクドナルドはwikiによるとこのように紹介されています。
Beside the terminal and partially above its open area there is the WestEnd City Center shopping mall. Inside the station is a McDonald's restaurant which has been described as the "most elegant" McDonald's in the world.
ということでマクドナルドに行ってみました。
エレガントとはいえ、マクドナルドですから。
確かに雰囲気がありますね。
若干混雑していたためか、女性店員の方がメニューをもって注文を聞き回っていました。
そして、品物を印字したレシートのようなものをくれるのでそれをカウンターで出す仕組みでした。
英語が通じました。
カウンターで注文を提出するまではお金の支払い(カード可)はありません。
私は
- スパイシーポークバーガー
- ポテト
- コーラ
を頼みました。ポテトはどのサイズが聞かれなかったのですが、日本のSサイズ相当のものが出てきました。
230円くらいです。やすい気がしますね。
広々とひらけた天空に、タイのコムローイのような照明が見えます。頭ほどの高さに釣られた、それはハンバーガーを優しく照らしてくれました。
当初はパリ・コミューンなどの動乱によって国内では大きな仕事は受注できず、鉄道の架線工事など比較的小規模の工事を請負っていたが、国外での活動は活発であった。1875年にはハンガリーのペスト市終着駅とポルトガルのドウロ川にかかるマリア・ピア橋の工事を受注する。ギュスターヴの全作品は鉄材のメリットが生かされ、機能や実用性のみでなく、記念碑的建造物の建設にも携わっている。
1875年着工のブダペスト西駅(ハンガリー)など、建築形態において革新性と多様性が見られる。1876年1月に着工し1877年11月には開通式を迎えたドゥロ河マリア・ピア鉄道高架橋(ポルトガル)は、全長353m、中央のアーチはスパン160m、ライズ37.5mの大鉄橋であり、当時つり橋を除けば世界一の長スパン橋梁ある。建設はまず構脚をたて両側からトラス槍をほねだし、アーチは橋脚よりの併用したはね出し架設がとられた。 ギュスターヴ・エッフェル - wiki