Star Kebab Turkish Fast-foodで食す - ギリシャ料理ギロ・ピタ
ギリシャ料理のひとつにギロ・ピタというのがあります。
ここハンガリーでも、街で屋台として見かけます。
ギリシャでは、薄切り肉を棒に重ねて刺し、棒を回しながら横から火で炙り、焼けたところからそぎ落とした肉をギロス、ヒーロス、イーロス、ジャイロス(γύρος)と呼ぶ。ギロスには主に羊肉が使われる。トルコのドネルケバブに似ている。 このようなギロスの調理法は、トルコ料理のドネルケバブ、アラブ料理のシャワルマとはほぼ同一である。 出す店によって肉以外の材料は若干異なるが、フライドポテト、タマネギのスライス、ザジキ、トマトなどを、ギロスとともに、ピタと呼ばれるパンに挟んで、一種のファーストフードのようにして食べることが多い。ギロスなどをピタに挟んだ状態のものは、ピタ・ギロス(Πίτα Γύρος)と呼ばれる。
ピタという柔らかいパンに、野菜や肉が挟まれた料理です。
これをたまに食べています。
Star Kebab Turkish Fast-foodにやってきた
ブダペスト5地区のBudapest-Nyugati駅の目の前の大通りの向かいに、ひときわ大きなテラス席のあるお店があります。
こちらは、Star Kebab Turkish Fast-foodというお店です。
ここでは、ケバブももちろん食べられますが、ギロピタも食べることができます。
良心的な価格で、質の良いギロピタを食べられます。
こちらは英語が通じ、かつカードで支払うことが可能です。
食欲をそそる惣菜たち
入店後、ギロピタなどのメインを注文したあとは、レジにいくまでに数々の惣菜や生の肉があり、好き好きに注文することができます。
英語は通じるかわかりませんが、指をさしたら、取ってくれます。
注文してみた
- ギロピタ(チキン)800Ft
- ミジュベル(Mücver)300Ft
- ラントット・チルケメール(Rántott csirkemell)1000Ft
を注文しました。
ミジュベルはズッキーニのパンケーキで、卵、玉ねぎ、小麦粉などをオリーブオイルで軽くあげたトルコのお焼きです。(参考)
ラントット・チルケメールは、ドイツでいうシュニッツェルという食べ物で、鳥肉や豚肉を揚げたシンプルな料理です。(参考)
各国の料理が皿の上で一堂に会しており、文化に国境はないんだという気持ちにさせれます。
ミジュベルとラントット・チルケメールは注文すると、カウンター裏にある電子レンジでチンしてくれます。
ギロピタは、肉以外冷たい!というのが第一印象ですが、野菜はシャキシャキしており、駅前の店らしいキャッチーな大衆的な味がします。だいたいの人が旨い!というでしょう。
続いて、ミジュベルです。ジューシーな枝豆のような味がします。甘みが油とともに広がり、少量でも脳が満足を覚えます。
ラントット・チルケメールは揚げたチキンの味がします。鶏肉に下味がついてるなど、そういう工夫はなく鶏肉を直球のど真ん中に放り込んできた感じです。
なるほど、無味乾燥なものですが、このサイズを食べるとなると、くどい感じがせず、アリではないかと思えてきました。スジのようなものはなく、ひたすら淡白な肉質と向き合うことができます。チリソースなどがあるのかわかりませんが、これはこれでいろんな楽しみかたを各自見つけてほしい、そういう楽しみかたをも内包しているのかもしれません。
店内の様子
トイレとwifi
トイレは店内おくにあり無料です。男子トイレの個室は鍵がかかるか、怪しかったです。wifiはありません。
まとめ
Budapest-Nyugati駅はブダペストの中心街から東に向かう場合に始発となる駅です。また、ショッピングモールなどもあり、東京でいう新宿といった感じです。
その駅の、大通りの正面にこの店は位置しています。
店内、テラスともにそこそこに人がおり、人気店であることが伺えます。
ギロピタのほかに、色々惣菜やサラダがあるので、いろんな料理をコスパよく食べたいという人はぜひ訪れてほしいお店です。