ラーコーチ市場でパラチンタを食べた
スイーツが食べたくなったので、パラチンタを食べに市場へ行ってきました。
パラチンタとは何でしょうか?
パラチンタ(ハンガリー語:palacsinta 、ドイツ語(オーストリアドイツ語):パラチンケ die Palatschinke、チェコ語:パラチンキ palačinky)とは、ルーマニア、ハンガリー、オーストリア、ブルガリア、チェコ、クロアチア、スロバキア等で食べられる料理で、薄く焼いたクレープ状のパンケーキでジャムなどを包んだもの。
パラチンタ - ウィキペディア(Wikipedia)
中央ヨーロッパで食べられるグレープのことです。
ブダペストでもランゴーシュがあるカフェなどの店舗で合わせて提供されている気がします。
ラーコーチ市場
ラーコーチ市場(Rákóczi Market Hall)は、ラーコーチ広場(Rákóczi tér)の東に位置する市場で第8地区にあります。
ブダペストでバスや電車に乗ると、停車駅が「XX tér」とよく見かけますが、térは英語でいうスクエアの意味で、「広場」を意味します。
ラーコーチ広場は、地下鉄につながる駅があり(写真を撮るのを忘れました)、日本にはない空間形態をもつ広場という感じで、初めてきた時は、「おお、外国っぽい」と感じました。
市場正面の時計は、動いていましたが、長針短針ともに指している時間が現在時刻と違っていました。
これはどういうからくりなのかわかりません。
市場は大概閉まるのが早いです。
扉に掲示があるので、開店してる時間帯がわかります。
入ってみると、いつもの市場の感じです。
- 八百屋
- 肉屋
- 服屋
- ピクルス屋
- お土産屋
- SPAR
が大抵、この市場のアーケード下にテナントとして入っています。
お店にきた
入り口よりまっすぐ進み、正面に見える出口の手前で左に曲がると、お店はあります。
「JóKrisz Lángos Sütöde」という名前のお店です。「ランゴーシュ」という店名ですから、ランゴーシュが売りなのでしょう。
しかしここでパラチンタが食べたかったのと、ランゴーシュを収める胃の余裕がなかったので、パラチンタだけ注文しました。
「パラチンタ!チョコ!」というと通じます。
どれも良心的な値段で提供されています。
パラチンタ
数分でチョコパラチンタは出てきました。どういう見た目なのか想像もつきませんでしたが、こんな感じでした。
可愛らしく2つの細長いパラチンタです。ししゃものようです。
感想ですが、うむ、微妙だ。どちらかというと、美味しくない部類だ。
冷めていました。ですから、ノーカウントということにしましょう。
16時過ぎにきたからでしょうか、作り置きのクレープにチョコの粉を振って巻いたものが提供されたのでしょう。
この国にきて、ピザにしろ、ギロピタにしろ小麦の生地部分は作り置いていたものを、温めたりせず提供する店舗が多い気がします。
この文化についてはあまり把握してませんが、今回もその類です。
根拠はないですが、わたしはこの店のポテンシャルを信じていますから、また早朝に食べにきてみたいと思います。