ハンガリー狂詩曲

ブダペストに住む思考の軌跡

中央市場で、スイートランゴーシュを食べた

中央市場で、ランゴーシュを食べてきました。

今回は甘いやつです。

中央市場は、交通の要所の1つであるカールヴィン広場を西にあるいて数分でつきます。

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中央市場外観

ランゴーシュは以前、豚フェスで食べました。

hungaryrhapsody.hatenadiary.com

一般的かどうかはわかりませんが、ランゴーシュといえば、サワークリームとチーズが乗っかっているものが多い気がします。

そして、サラミなどおかず系を乗せて食べているものも多い気がします。

中央市場二階のランゴーシュ屋さん

中央市場には、野菜や加工肉食品を扱う一階のほか、二階もあります。

二階では主に屋台や、カバンなどのお土産やさんが見られます。

そして西側には、ランゴーシュ屋さんがあります。

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この店の前にちっちゃいテーブルがあり、そこで食べられます。

私がいったときには、満員でした。結構人気店なのかもと思いましたが、この日はこの店以外に数店しか空いてなかったので、選択肢がほぼなかったせいかもしれません。

ここでは

  • おかず系ランゴーシュ
  • スイートランゴーシュ
  • パラチンタ
  • あと何か

を注文することができます。現金のみの支払いです。

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黄色のシートがスイートランゴーシュのメニューです

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パラチンタもあるよ

私は、ヌテラを乗せたものを注文することにしました。

「okay!! 2分まってて」

そういうと、店員の方は、カウンター奥にまわり、白いランゴーシュの元をこねこねして油で揚げ始めました。

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揚げるところから

ヌテラとは?

ヌテラは日本でも食べたことがありました。

イギリス人の友人にもらって、「これが最高なんだ」と教わりました。とても甘かった覚えがあります。

それ以来初めて食べます。

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巨大ヌテラ

ヌテラの容器はデカデカと掲げられています。

これはその辺のスーパーでも普通に売っているもので、おそらく世界中どこでも手に入るようで、特にどこかの名産というわけではありません。

ヌテラ(伊: Nutella)は、ヘーゼルナッツペーストをベースに砂糖、ココア、脱脂粉乳、香料、乳化剤などの材料を混ぜ合わせた、チョコレート風味の甘いスプレッド。イタリアのフェレロ社が発売している製品で、「ヌテラ (Nutella)」という商品名は同社の登録商標である。

ヌテラ - Wikipedia

実食

揚げたてほかほか、ヌテラが泥のようにかかった推定カロリー1000kcalの代物です。

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ヌテラたっぷり

味は、超ドゥープです。主にヌテラを食べてる感じです。

ヌテラはかなりドロドロで服につくと大惨事になるので気をつけて食べましょう。

ランゴーシュ自体は、ドーナツような揚げパンのようなものですが、特にそれ自体に甘さがあるわけではないです。

生地がほんのり甘かったりを期待してかじると、油がじわっとするだけなので「お!?」となると思います。

ヌテラを乗せたものは邪道なのかもしれませんが、これを載せることで生地の油分とヘーゼルナッツペーストの中毒性のある糖分が破壊的に味覚を刺激するので、ジャンク好きにはたまらないでしょう。

トルコの友人に聞いたところ、ランゴーシュとかなり近いものがトルコにもあるそうです。

トルコの場合は、ランゴーシュのようなトッピングはせず朝食に食べるのですが、2種類あるそうです。その2種類は発音が難しすぎて聞き取れませんでした。

彼らにとっては特にめずらしい食べ物ではないようです。