ハンガリー狂詩曲

ブダペストに住む思考の軌跡

コマーロムへ行ってきた - 到着編

ハンガリーの北にはコマーロムという都市があります。

スロバキアとの国境付近にある街で、ドナウ川対岸は別の国になっているのです。

そこには要塞があるらしいので、何やら面白そうだなということで見に行くことにしました。

現在のコマーロムが位置するのは、中世以来ハンガリー王国の王国自由都市としてドナウ川左岸に繁栄した都市コマーロム(現在のスロヴァキア、コマールノ)の共有地にすぎなかったが、ドナウ川左岸が、第一次世界大戦後のトリアノン条約によってチェコスロヴァキア領となったことに伴って、当時の市長を中心にハンガリー領に残ったドナウ川右岸に移住し建設し、戦間期ハンガリー政府によって都市として承認された。 現在、橋をわたってコマールノにも日常的に行くことができる。近隣には、19世紀に建造された要塞がある。近年には温泉レジャー施設ができ、湯治客も訪れるようになった。

コマーロム -wiki

行き方

Budapest-Kelenföld駅から列車でいきます。コマーロムへは2130Ftほどかかりました。

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ケレンフュルド駅

こちらので列車で行きます。

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列車

時刻表ですが、こちらのサイトで確認できます。

MÁV-csoport |

  • Budapest Kelenföld
  • Komárom を入れて調べてみてください。

こちらの列車ですが、なんと車内でWifiが使えます。列車にWifiルーターがあるのでしょう。

みなさん、長旅なのか軒並みPCを開いて何かしら作業しているようでした。

列車は混んでおり誰かしらと相席する形となりました。

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袖に机があり、出せます

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上を見上げると現在地がわかる

75分ほどたつと到着しました。

駅は、なんていうのでしょうか。日本でいう地方都市の中でも複数路線が通っている駅のような構造をしていました。駅前にケバブ屋さんやちょっとした店はなく、シビアな雰囲気です。

各ホームへは歩道橋を使って移動します。

歩道橋からはスロバキアが見えました。

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ドナウ川と対岸にみえるスロバキア

これから要塞へ向かいます。

<続く>