ハンガリー狂詩曲

ブダペストに住む思考の軌跡

ハンガリーの国内措置はいつ終わるのか

2020年11月4日からハンガリー国内で非常事態宣言が出ました。

外出時間の制限や、飲食店の使用禁止などがそれからずっと続いています。先週また、それらの国内措置が2021年3月1日まで延長されることがアナウンスされました。

毎月月末になると延長されているので、慣れてきました。

さて、これがいつまで続くのか気になるところです。

メディアを見ていてヒントになりそうな記述があったので読んでみましょう。

About Hungary - CORONAVIRUS: Here's the latest

このメディアの1月29日のところです。

Gulyás said the restrictions could only be eased if the number of active infections continued to drop or if enough vaccines were at hand. Lockdowns in most western European countries are far more severe than Hungary’s restrictions, he added, as a third wave of the pandemic seems to be spreading. Gulyás said that in order to speed up vaccine procurement, the government has decided to green-light the use of any coronavirus vaccine used to inoculate over one million people worldwide and licenced for emergency use elsewhere.

グリュヤス氏は、活動中の感染数が減少し続けているか、十分なワクチンが手元にある場合にのみ、制限を緩和することができると述べた。西ヨーロッパ諸国のほとんどの国では、第3の波のパンデミックが拡大しているように見えるため、ハンガリーの制限よりもはるかに厳しいロックダウンが行われている、と同氏は付け加えた。グルヤス氏は、ワクチン調達を迅速化するために、政府は世界中で100万人以上の人々に接種するために使用され、緊急時に使用するためのライセンスを取得しているコロナウイルスワクチンの使用を許可することを決定したと述べた。

DeepLでの翻訳です。

現在までのコロナ感染者数をGoogle検索結果のグラフでみてみると以下のようになっています。(2020/1/31現在)

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2020年10月下旬程度の感染者数規模まで減少していますが、2021年1月の感染者数の減少は停滞していることがわかります。

政府はこれをみて2月での延長を決めた感じでしょう。

どの程度まで日毎の感染者数/死者数が減れば政府が制限緩和するのかは、日本のように明言されてないので不明です。

冬になるとヨーロッパ各国で第二波が起こるということはわかってしまったので、ワクチン接種者が増えるまで国内措置が継続するということもありえそうですね。

参考